岡山・湯郷へは、宮間選手のインタビューに行って、ほとんどトンボ帰りでした。
時間がないのです。中国地方の名だたる湯の町なのに、まったく虚しい話ですが、仕事だから仕方ない。
帰りがけ、道を間違ってしまいました。そこで、見かけた看板が「市営露天風呂」。妙なネーミングだ。市営などと頭に持ってこなくとも、よさそうなものを。ただ「露天風呂」として、小さく市営とした方が、なんて思いましたが、市営とあれば、安かろう。
立ち寄ってみると、吉野川沿いに囲いを作って、のどかな温泉風呂が作られている。掘っ建て小屋まがいの番台があり、おばあちゃんが愛想良く迎えてくれた。入浴料は300円。
ここまで来て温泉に入らぬ手はない。というわけで、タオルも持たずに入ってしまった。すべすべしてなかなかいい。清流のせせらぎも聞こえる。40度のアルカリ泉だそうで、湯加減もちょうどいい。
10分ほど楽しんで、脱衣場でハンケチでからだを拭いて引きあげました。
最後に、おじさんたちに断って、記念のポーズ写真を1枚、でした。