ブログトップ

書斎を飛び出し――悠々日記

gohenro.exblog.jp

<   2011年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

しだれ梅の枝を切りつつ…

今朝は午前7時前から、庭にあるしだれ梅の剪定をさせられた。自分から自主的にやることはない。数回言われてやっと腰をあげる横着者だ。鋸を手に、はしごにまたがり、降りては長さ2・5メートルはある剪定はさみ付きの棒を持って、青葉繁る枝をばさばさと切り落とした。
 
 慣れぬ作業をしながら思いだしたのが、やはり被災地のこと。私が訪れた岩手県大槌町の市街地は、まったく緑が消えていた。草花も盆栽も街路樹も、それこそ1本たりとも見かけなかった。高台の災害対策本部周辺には、唯一、人々が憩える緑があり、窮屈な避難所から出てきた人たちが時折、安らいでいる。
 それを思うと、「朝からきついなあ」などとぼやいてもいられない。
f0141677_1365763.jpg

 しかし、わが家のしだれ梅、数年前まで見事に花を咲かせていたのだが、この1、2年、春先にスズメやメジロなど野鳥がその芽を次々についばんで、花が咲かない。女性のヘアスタイルに例えると、髪先だけピンク色に染まるという具合だ。来年は、木をすっぽりポリシートで覆ってしまうか、など策を練っているが、妙案が浮かばない。
 
f0141677_1381542.jpg

 樹木といえば、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」では、7万本あった見事な松並木がすべて津波に流され、唯一、樹高20メートルはあろうか、1本だけすっくと伸びたまま残った。
 幹の太さは30センチもない。コンクリート製の堤防が倒され、鉄筋コンクリートのビルも砕けるのに、こんな奇跡的なことも起きるのである。
f0141677_1321625.jpg

 地元の人たちの喜びはいかばかりだったろう。若者たちが、これをモチーフにしてストラップやタオルなどグッズをこしらえて販売し、松原復元の資金にしようと、「1本松プロジェクト」http://www.ipponmatsu-pro.com/を立ち上げたという。
 復興支援つばさ賞で稼いだものは、ここにも使うとしよう。
[PR]
by gohenro | 2011-05-31 13:08 | ニュース・ブログ

ダービーは地元の祭り

 避難所に行くと、みなさん、テレビを見る時間が朝夕の食事時と限られており、被災前のように自由に娯楽番組を楽しむことはできない。
 そうした状況を考えると、自分ばかりがエンターテーメントに浸っていいものか考えてしまうが、ここ数日、見逃せなぬ楽しみがいくつか重なった。
 まずUEFA(欧州選手権)のバルセロナ対マンチェスター・ユナイテッドの決勝戦。29日午前3時。眠い目をこすって観戦。バルサの完勝。
 マンUのサッカーが荒っぽく見えるほど、バルサのサッカーは質が細やかで高度だった。ワールドカップで優勝したスペインチームの主力はバルサメンバーだが、あの華麗なパスサッカーを繰り広げ、マンUを手玉に取った。還暦すぎのマンUのアレックス・ファーガソン監督に対し、バルサのジョセップ・グアルディオラ監督は40歳。悔しかったと思う。
 
 もう1つは、明日から始まる将棋の名人戦。森内九段が3勝で大手。第4戦で羽生さんが1勝を返した。明日から兵庫県宝塚市で第5戦。羽生名人のこの勝利は、森内九段に凄いプレッシュアになったと思う。
 トータルでは3つもリードしているが、相手が羽生名人とあっては、そんな余裕は生まれないだろう。果たして、プレッシュアを跳ね返して、王座に返り咲けるかどうか。
 森内九段も、3年前、羽生名人に名人位をとられた時、大きなミスが原因だった。その悔しさを胸に、この場に挑んだと思う。天下分け目の大一番になりそうだ。もう少し名人戦楽しみたいから、あと1つ、名人になどと勝手なことを思ってしまうが。

 昨日は日本ダービー。我が地元の祭りでもある。久しぶりにかみさん手作りの弁当を手に、雨の中、2人で競馬場に赴いた。いつもの年に比べると、入場者が少ない。大震災ムードも影響しているのだろう。
 今年のダービーは、第78回目となる。あたり馬券は簡単にとれるはずだ。ここに答があるのだから。
 7と8をたすと、15。15を分解すると、1と5。出てきた数字を組み合わせればいいだけ。結果は1着、5番オルフェーブル。2着は1番ウインバリシオン。3着は7番ベルシャザール。
 ジョークは置くとして、パドックでは、1と5はだんとつに良く、事前の予想通り、5の単勝と、1など数頭に組み合わせた馬単馬券を購入。3連複、3連単も買った。ゴール直前、10番ナカヤマナイトが7番に抜かれなかったらすべて的中していたが、ま、仕方ない。
 それもともかく、最終レースの被災地支援つばさ賞では、やはりパドックでよく見えた1番トーホウオルビスの単勝を買ったら、なんと逃げ切り。単勝1800円の穴馬だった。今度、被災地に行った時は、きちんと寄付します。つまらぬことを綴って申し訳ないです。
[PR]
by gohenro | 2011-05-30 06:19

ブログでも雑記を始めました。

今朝、東京は雨でした。春雨も時に風情があって良いものですが、今年は、そうとばかりもいきません。

 三陸津波の激甚被災地、岩手県大槌町を訪ねた時、雨に見舞われました。同じ雨なのに、傘の上に落ちる雨粒がこんなにも違うのか、と強く感じました。
f0141677_22534114.jpg

 瓦礫の中にある箪笥や畳、ノートや人形が濡れていく。元気なく垂れたままの鯉のぼり。壊れた民家の軒に伝わる水滴の音に、虚しさを覚えました。雨の日は、避難所を出入りする人たちの表情も、湿っぽく、3・11の悲しみがぶり返すような気がして、哀しさを感じたものです。

 でも午後からは晴れ。復興に向けても、雨のち晴れであってほしい。
[PR]
by gohenro | 2011-05-24 12:47 | ニュース・ブログ