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書斎を飛び出し――悠々日記

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カテゴリ:ニュース・ブログ( 41 )

野田内閣発足

 野田佳彦内閣がスタートしました。かなり思い切った人事だなあ、という印象です。小沢派重鎮を党幹事長にという役員人事も驚きでしたが、小沢側近でもある山岡荘八氏の孫山岡賢次氏が閣内に入ったことも驚き。外務の玄葉光一郎、財務の安住淳も異色。この2人はかなりやれそうな期待を持ちます。
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 各界のコメントで面白かったのは、石原慎太郎都知事。
 「野田首相は、人々の魂に届く言葉で話している。なかなかいいんじゃないか。あとは、政策その他を見てからだ」
 その通りだと思います。財界首脳もべたほめの閣僚人事。そんな中、「そんなコメントでいいの?」と思わせたのが、自民・大島理森副総裁。
 「かつての自民派閥均衡人事。これでいいのか」
 それを言ったらおしまいでしょう。天に唾棄することにならないか。自民と、小沢氏は、「野田どじょう人気」には、内心、困ったと思っていることだろう。
 野田首相の演説は確かによかったと思う。ひさしぶりにめりはりがある話っぷりだと感じる。「どうせ、政治家は口先だから」ぐらいにしか聞こえない人は、まあ、日本の政治に期待などしない方がいい。
 日本という国の政治を見ていると、本当に平和国家なんだなあ、と思うときがある。台湾から時折、議場に女性議員も机上に乗り上げて殴る蹴るの暴力沙汰シーンが流れてきます。あれで、あの国、結構、仲良くやっている。日本も、自民VS民主でわいわいがやがややって、結局、どっちがやっても変わらない。
 コップの中の揺れる水。夫婦喧嘩しながら仲良く人生歩んだ夫婦にも例えられる。世界の戦乱の地や開発途上国、また欧米の最近の混乱を見ると、そんな感を深めます。
 政権交代も期待は泡。血が流れないだけいいか。むろん、たくさん困っている人がいるから、政治は政治で進めなければいけないが、国民の側が、一億総コメンテーターになって、成果を焦り、政治を見守る姿勢に欠けている点も見逃せない。人気タレントの追っかけでもあるまいし、あの世論調査の動向を見ると、政治レベルってどの程度って思うときがあります。
 中国みたいな情報制約があって、本当の自由を得ぬまま、貧富の格差がついてゆく。いずれ爆発する時がある。イスラム世界の革命ラッシュ、ロンドンの暴動に見られる格差の問題。日本は、震災で不幸な事態には陥りましたが、全体で言えば、平和で、ええ国やわあ、と実感しています。
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by gohenro | 2011-09-03 09:36 | ニュース・ブログ

刑事コロンボ

 NHKのBSで放映していた刑事コロンボがついに終わってしまった。ドラマで録画してまでみていた映画は、あれだけ。悔しかったので、ビデオ屋に行き、ついに22巻計50本ぐらいをこの夏、仕事の合間に見てしまいました。もっとも、ビデオ会員になれば、1本99円でレンタルします、という特典あったゆえのことだ。
 アリバイトリックといい、展開といい、毎回同じといえば同じだが、犯人がすべてインテリで富裕階級という視点がなかなか飽きない。放送中も同じドラマを何度もみているから、1本あたり平均3回ほど見ているかもしれない。
 でも、今回、集中的に見て、さすがに食傷した。コロンボの行儀の悪さが現代社会では、通用せぬひどさだ。
 
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この写真は、犯人の元大女優?に演壇に上がってひとこと、というシーン(第21巻「死者のメッセージ」)。なんとなく「もういいかな」という気にも。
 ピーター・フォークご自身もお亡くなりになったし、今度は、自分でコロンボ小説に挑戦するほうが面白いかも。
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by gohenro | 2011-09-02 11:25 | ニュース・ブログ

久しぶりです

 こんばんは。おひさしぶりです。ブログを毎日、更新するのは、原稿を毎日書くより、相当の困難に思えます。
 原稿は書くことが、はっきりしているのに、ブログは何を書いていいかわからず、結局、面倒くさくなって、原稿の方でキーボードをたたいてしまいます。
 エッセー教室の友人たちは、そうした点で頭が下がります。かなり難しいテーマで、すばらしい人間のドラマを原稿用紙4,5枚にまとめられるのだから。

 近所の花屋で超格安で購入したハイビスカスが、毎日、すごく大きなピンクの花を咲かせてくれます。
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 三陸の被災地でも、家も庭も流された瓦礫の下から、ユリやミニトマト、コスモスがつぼみや実をつけたという話も聞きます。
 もうすぐ震災から半年。陸前高田の「友」からは、朝夕すっかり冷えだしたという便りをいただきました。
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by gohenro | 2011-08-31 20:34 | ニュース・ブログ

今日から再び宮古

 おはようございます。仙台のカプセルサウナで目が覚め、朝風呂のあと、休憩室のネットコーナーでいまブログ更新中。昨日は気仙沼に行ってまいりました。これから仙台空港近くの名取市へ行き、夕刻、盛岡経由で宮古に行きます。

 宮古は二度目です。駅前の旅館がすごくいい。復興工事関係者と一緒に夕食です。

 宮古は2度目。こないだ市内を取材していたら、小学校の避難所で自衛隊の音楽隊が慰問の演奏をしていました。心が和みます。
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 明日から大槌、山田町方面を再度取材して、いよいよ最終段階です。
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 町を歩くと、自らを奮い起こすメッセージが多い。この日の丸もそのひとつなのでしょう。
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by gohenro | 2011-06-29 06:58 | ニュース・ブログ

朝日カルチャー「遍路の歩き方」

 この秋、9月のことですが、朝日カルチャー立川で「遍路の歩き方」を開講いたします。
そのパンフレットができました。

 こむずかしい宗教や哲学の話は置いておくとして、カラースライドで遍路の現場を紹介しながら、何を準備し、どんなことに気をつけたらいいか、どんな効果効用があるのか、など実戦面のお話をします。
 皆様からよくたずねられます。遍路宿ってどんなところなの?肉や刺身は出るの?お酒は飲んでもいいのかな、など。興味はあるが、わからないこともあるのでちょっと不安。女性やシニアでも大丈夫なのかな、など孫の手的アドバイスを盛り込みながら、遍路の魅力を伝える講座です。

 こうした時代背景を反映しているのでしょうか、各地で好評でございます。時間があれば、ぜひ土曜日の午後(9月3日午後1時から2時間)、費用はかかりますが、ぜひご参加くださいませ。
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by gohenro | 2011-06-12 02:19 | ニュース・ブログ

折りたたみ自転車 Get!

 今日で震災3ヶ月。講座開会中でしたが、午後2時46分、皆様とともに黙祷を捧げました。
 夕方、折りたたみ自転車が到着しました。三陸の津波被災地を走るものです。しかし、重い。14・5キロとあったが、20キロぐらいありそうな感じ。そんなことを気にしてはいられない。
明日かあさってか、陸前高田に入ろうと思っています。でも、大リュックにあんな大きな自転車袋抱えて、大丈夫かいな。
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by gohenro | 2011-06-11 19:35 | ニュース・ブログ

ベランダに花壇

 5月は、花が美しい。毎年、この時期だけは花屋通いが始まる。安値の花ばかりだが、どうして、毎日、きれいな花を咲かせて、癒してくれる。
 来週は、三陸へロング取材。花を愛でるなどというのも、週末かぎりだ。
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by gohenro | 2011-06-10 13:25 | ニュース・ブログ

橋げたの血

 実は、頬に軽い擦り傷を負った。自転車に乗ったまま、橋の欄干にぶつかったのだ。京都で風情ある唐橋(6月1日付ブログ参照)を渡りながら、「ああ、この橋だったら、川に落っこちていたなあ」と思いだした。

 よって、怪我をしたのは、京都行きの前日のこと。携帯で会話中にハンドル操作を誤ってぶつけた。まあ、橋げたでよかったし、橋ゲタが高かったのもよかった。勢いあまって体が向こう側にのめっていたらアウト。背の低い京の唐橋なら飛び出したこと間違いない。
 
 会話の相手は、かみさんだった。「菅内閣の不信任案どうなるのかねえ」という問いに、応答していたのだ。
 「別に菅びいきじゃないけど、なんでいま、不信任なんだろな。被災地のこと考えてんのかな」
 「原発の初期対応とかなんとか言っているじゃない」
 「でも、あの原発、自民時代に建設されたんだろ。しかも、東電自体に9割方原因があるじゃないか」
 「じゃ、なんで、ああ、なるの?」と言ったところで、橋(写真は京浜河川事務所「橋の写真館」から)の上にかかり、風が急に吹いた。
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 「だからさ……」
 「え?なに?全然、聞こえない」とかみさんは繰り返す。風が強く、受話器側はザアザア響いているらしい。 「聞こえない。聞こえない」というので、携帯を口元に近づけた瞬間、橋ゲタにぶつかった。(写真の左の街路灯あたり)
 で言おうとしたことは、
 「常にメディアには出ず、見えない部分がニュースの底流。利権じゃないか。復興予算で膨大な公共事業が立ち上がる。ゼネコンも建設業者もすべての業者に巨大なビジネスチャンスなんだ」
 民主に票が流れる。小沢の力も削がれる。予算というカネの力学。下の写真のように壊れた堤防の再建だけでも巨額のカネが流れる。
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 自民にとっては、これで蚊帳の外に置かれることは、野党としての位置づけを決定的にされる。だから、犬猿の仲である両者も同じ結論に達する。
 ぶつかって自転車から転げ落ち、橋ゲタに額を強打し、赤い血がしたたり落ちた。ティッシュで拭いながら帰宅した。あの発言で天罰下ったかなあ、と思いつつ、考えを変えるつもりはない。  
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by gohenro | 2011-06-02 20:12 | ニュース・ブログ

京都と鮎

 今日は、仕事で早朝5時半に起床、新横浜から京都へ直行した。午前8時半前には京都駅というのだから、日本は本当に便利というか、我が経験でも稀有のことだ。
 そこから石山寺がある滋賀・大津方面に向かった。淀川に連なる瀬田川沿い。さすがは、京のはずれ、町並みの民家も風情がある。
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 橋の欄干もご覧の洒落よう。
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 雨の中、釣り糸を垂れている人が数人。そうだ。今日は鮎釣りの解禁日。
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 しかし、鮎の友釣りではない。普通の竿に丸浮きをつけて、そこらで見かけるフナかハヤでも釣っている感じ。前夜からの雨で水高は48センチにまで達し、渦を巻いて濁流に近い流れだ。
 しばらく見ていると、いやあ、釣れる釣れる。入れ食い状態だ。小イワシほどの鮎が針を投げ込むたびにひっかかる。

 ちょっと小さすぎて、これからがこの川での我が青春本番だろう小鮎にとっては、殺生な気もする。塩焼きにもちょっと無理では……と、おやじさん、きっぱりと言った。
 「唐揚げだ。最高なんだ。一日やって釣れない時もあるから、時にはね」
 クールボックスを開けて、収穫を見せてくれた。
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 ぴちぴちしたきれいな鮎ばかりだ。 
 川べりで仕事が終わったら、すぐに京都駅へとんぼ返り。午後7時前には自宅に着いて、いつも通り、冷や奴とイワシの丸干しをつまみに、サッポロの黒でグイッ!
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by gohenro | 2011-06-01 20:18 | ニュース・ブログ

しだれ梅の枝を切りつつ…

今朝は午前7時前から、庭にあるしだれ梅の剪定をさせられた。自分から自主的にやることはない。数回言われてやっと腰をあげる横着者だ。鋸を手に、はしごにまたがり、降りては長さ2・5メートルはある剪定はさみ付きの棒を持って、青葉繁る枝をばさばさと切り落とした。
 
 慣れぬ作業をしながら思いだしたのが、やはり被災地のこと。私が訪れた岩手県大槌町の市街地は、まったく緑が消えていた。草花も盆栽も街路樹も、それこそ1本たりとも見かけなかった。高台の災害対策本部周辺には、唯一、人々が憩える緑があり、窮屈な避難所から出てきた人たちが時折、安らいでいる。
 それを思うと、「朝からきついなあ」などとぼやいてもいられない。
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 しかし、わが家のしだれ梅、数年前まで見事に花を咲かせていたのだが、この1、2年、春先にスズメやメジロなど野鳥がその芽を次々についばんで、花が咲かない。女性のヘアスタイルに例えると、髪先だけピンク色に染まるという具合だ。来年は、木をすっぽりポリシートで覆ってしまうか、など策を練っているが、妙案が浮かばない。
 
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 樹木といえば、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」では、7万本あった見事な松並木がすべて津波に流され、唯一、樹高20メートルはあろうか、1本だけすっくと伸びたまま残った。
 幹の太さは30センチもない。コンクリート製の堤防が倒され、鉄筋コンクリートのビルも砕けるのに、こんな奇跡的なことも起きるのである。
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 地元の人たちの喜びはいかばかりだったろう。若者たちが、これをモチーフにしてストラップやタオルなどグッズをこしらえて販売し、松原復元の資金にしようと、「1本松プロジェクト」http://www.ipponmatsu-pro.com/を立ち上げたという。
 復興支援つばさ賞で稼いだものは、ここにも使うとしよう。
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by gohenro | 2011-05-31 13:08 | ニュース・ブログ