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書斎を飛び出し――悠々日記

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カテゴリ:ニュース・ブログ( 41 )

不屈魂・宮間あや選手

 岡山・湯郷まで取材に行ってインタビューした、なでしこジャパンの司令塔、MF宮間あや選手を、総合月刊誌「宝島」に連載中の「不屈魂」に執筆しました。
 このシリーズも今回が第38回目。ということは、3年と2ヶ月のロングランとなっているわけで、いやはや、この間、長期の海外出張などを考えると、よく毎月、「時の人」にインタビューして、5ページもある大型企画を続けたものだと、我ながら感心してしまいます。
 最近、うれしいのは、この連載がアスリート界に知られて、オファーをした段階で、相当の人気アスリートが、取材殺到する中で、優先的に取材に応じてくれることです。
 アスリートの内面の戦いを描くものは少なく、テレビなども表面的な努力の成果を追うドキュメントが多いので、人間そのものの生き方に迫ったシリーズが評価されてきた証だと思っています。
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 宮間あや選手も、様々な苦難の上に大輪を咲かせた選手の1人です。
 彼女は、千葉・九十九里の出身ですが、高校時代から、岡山県の山間部美作(みまさか)市に単身乗り込んで、現在を築きました。実際に会った彼女は、この写真に見られるように、試合中の厳しい表情は消え、はきはきと答えて、こちらのデジカメに笑顔で興味を示すなど、好感のもてる女性でした。
  そんな彼女が、一途に努力したその軌跡と、彼女の不屈魂を書き込みました。10月25日発売されます。
 過去のシリーズでは、バスケットの田臥勇太、ボクシング世界王者内山高志、なでしこの澤穂希選手などを取り上げています。早く書籍化を、と読者や選手たちに催促されていますので、近々、考えねばと思っています。
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by gohenro | 2011-10-17 03:44 | ニュース・ブログ

99vs1%デモandOldies・number

 米国が99vs1%デモで揺れている。一体、あのデモの本質はなんなのだ、ともう1つ見通せないが、来年の大統領選絡みにはちがいなかろうと思うのだ。数ヶ月前の議会選挙前の「ティーパーティー」でもそうだったが、今度は、失業者群が核をなしているという。
 誰が、何を目的に仕掛けたか、まだ見えない。オバマ・民主党にも、共和党側にも、有利に働くとは思えないから、よくわからない。
 デモ隊の訴えは、確かに正鵠を得ている。英米でリーマン・ショックでこけた銀行を建て直した銀行幹部のボーナス額を見ると、なんで、お前たちがそんな額をもらう資格があるんだ!と海の向こうから怒りたくもなる。
 結局、人間とコンピューターというか、いわばITとの戦いが、格差の本質ではないか。コンピューターが人間の単純作業をがんがん奪ってしまい、リストラによって職を失う人が増え、ITの胴元側は、キーボードに人が触れるだけで、1秒間に数千万、数億の金が入りこんでくる社会の、なれの果てだ。それが、開発途上国を巻き込んでボーダレスに広がっている。米国は、その先進地である。
 丁寧に物を創り上げてゆくデトロイトや大田区蒲田の工場主たちが苦しむのは、別に景気のせいだけでなく、人間社会の構造的変革のためだと思う。
 で、先日、自転車で府中をうろついていたら、中古のCD屋を見つけ、1000円で2枚入りの「Oldies Hit parade」を買ってきました。
 ああ、懐かしや。ザ・ダイヤモンズの「」リトル・ダーリン」、ニール・セダカの「小さい悪魔」、ザ・ビーチボーイズの「サーフィン・USA」など。もちろんプレスリーやポール・アンカ、コニーフランシスのヒットナンバーも。
 アメリカが最も輝いて、活き活きとしていた時代だったと思う。ヴェトナム戦争とイラク戦争でアメリカはおかしくなったと、わたしは思っています。オバマは、決して武力に頼る政治をしていないから、素晴らしい政治家だけど、米経済は、生産し続ける銃器の弾をどこかで使って動いてきた部分があるから、厄介だ。99VS1デモの底流は、よく見極めなきゃな、と思いつつ、「おお、キャロル」(ニール・セダカ)を聴いたのでした。
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by gohenro | 2011-10-15 21:44 | ニュース・ブログ

被災地の酒

 わが家にあった愛しの焼酎2本が、昨夜をもってついになくなりました。最後の一滴までありがたく頂戴しました。750ミリリットル入りのその酒は、陸前高田から持ち込まれたものだからです。
 1本目は、津波取材でお世話になったお宅の息子さんが、上京した折、我が家へお土産として持参してくれたもの。たくさん入用なものがあるのだから、そんなご配慮はいいですとご遠慮申し上げたが、持参していただいた。
 もう1本は、小生が陸前高田にそのお宅を訪ねたとき、土産にもたせてもらったもの。これも丁重にお断りしたけれど、「ここに酒を置いておいても、誰も飲むものがいないから無駄になるだけ」と言われて、ずうずうしくもスーツケースに入れてきてしまった。
 わがやに客人が来るたび、
 「これは、津波で町が消えた陸前高田のお酒だよ」と出すと、
 「酒蔵は流されなかったの?」という。
 「そりゃ流されたさ。だから、同じ東北の名産で、陸前高田から運ばれてきたものだよ」
 「へえ、ありがたいお酒ですねえ」とちびりちびり。その最後の一滴がなくなってしまったのだが、液自体より、気持ちがなくなるような寂しさを覚えてしまいました。
 それと、実は、お酒とは別に、ジュースを戴いたのですが、こちらは、陸前高田で被災を免れた工場で作った、それこそプレミアものの果汁で、あまりにもったいなくて、いまだ賞味しておりません。
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by gohenro | 2011-10-13 23:28 | ニュース・ブログ

迷うスマートフォン

 周囲にスマートフォンを使う人が増え、みんなに「すごくいい。久しぶり、買ってよかったと思うグッズの1つ」と言われて、刺激され、DOCOMOに出かけた。機種は「これだな」とすぐに決まった。「GALAXYS2」。5万円超。
 思い切って買おうか、とカウンターに座って、スタッフに詳しい説明を聞くと、今まで家族ぐるみで使っていた場合、例えばわたしとかみさんの間では、電話もメールも無料だったが、これが、スマートフォンからかみさんの携帯にメールを送信すると、有料だという。
 これで引いてしまった。「あんなくだらないメールのやりとりに、金なんかかけられるか」と思ってしまったのだ。しかし、これは、「パケホーダイ」とかで取られはしても、実際の負担にはならない、とも。「うーん」。
 もう1つは、今の携帯への愛着。使い方が乱暴だから、コンクリート面に1m以上の高さから何度落としたかわからない。ワンセグ付きだ。それがびくともしない。何十回と落として、カメラは使えなくなったが、テレビは写り、わが戦友の思いだ。被災地での情報収集にも役立って、見捨てがたい。
 カメラは、DOCOMOに修理に持っていったことがある。外面、傷だらけのブツを見て、「古いですねえ。買い換えたら」という。古くはない、と反論、機種を調べたスタッフは案外新しいとわかって納得いかない様子。こっちこそ、納得いかない。機種はパナソニック。さすが松下幸之助の思いだ。
 ブログ更新の写真を簡単にとれるのでは、とスマートフォンにチェンジを思い立ったが、今の瞬間、戦友への思いが強い。しかし、情報収集力がスマートは格段に違う。
 ちなみにかみさんは「スマートに早く切り替えたら」という。エッ、なんで?
 「被災地などから忙しいとき、ネットでこれ調べてくれって、言ってくるの、なくなるでしょ」
 なるほど考え方はいろいろあるものだ。ワンセグの電波収集力が携帯より強ければ、文句ないのだが、さて、どうなるやら?やっぱり、7ー3で変わる可能性高しかな。
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by gohenro | 2011-10-12 07:51 | ニュース・ブログ

百合と支援

 近所の花屋で買ってきた百合の花が、2週間近く、固い蕾のままだったのですが、昨日、ご覧のように大輪を咲かせました。
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 この夏は、三陸の被災地から帰ってきて以来、ずいぶん草花に癒された気がします。一番楽しめたのは、可憐な赤い花をたくさんつけたカリーという鉢。次は、ハイビスカス。同じ日に入手しても、ピンクよりイエローが次から次に花開きました。
 いつも買う花屋さんは、スーパーの脇で、店舗の構えも粗末なんですが、若い女性たちで自主運営しているのか、他の店よりかなり安く観葉植物も販売しており、自転車で通ると、つい買ってしまいます。お陰で書斎は、緑が一杯になりました。
 10日、東京競馬場では、岩手県競馬支援の競馬が開催され、毎年、盛岡で行われている南部杯という大レースを中央競馬の舞台で行いました。JRA(日本中央競馬会)も「支援」というなら、もっと気前よく売り上げから供出すればいいものを、ほんの数パーセントでは……被災地の実情を見た者にとっては、そんな風にも思えてきます。
 それなりにわが懐からも、拠出しましたが、最終レースでとりあえず、拠出分をみんな取り戻してしまいました。さて、これでわが輩は、支援したことになるのか、と一度は考えてしまいましたが、よくよく考えると、やはり支援したことにはなるようです。
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by gohenro | 2011-10-10 19:10 | ニュース・ブログ

机上に盆栽

 盆栽を購入しました。アカマツと樹名不詳の2つ。アカマツは姿がなかなかよく、見かけた途端、欲しくなりました。ところが、その販売所は、岡山・湯郷温泉の道の駅。広場の棚で大安売り。どうすべきか迷った末、車で戻る先は大阪駅。電車に10分乗り換えたら新幹線。それならたいしたことはあるまい、と小型スーツケースと共に、手で運んで持参したものです。
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 盆栽は父が名人でした。家にはその鉢が無数にあります。果たして、枯れずに、風情ある姿を保ちつづけられるか。その可能性は低いと思うけれど、今は満足しています。
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by gohenro | 2011-10-06 05:34 | ニュース・ブログ

カラス風に「市営露店風呂」

 岡山・湯郷へは、宮間選手のインタビューに行って、ほとんどトンボ帰りでした。
 時間がないのです。中国地方の名だたる湯の町なのに、まったく虚しい話ですが、仕事だから仕方ない。
 帰りがけ、道を間違ってしまいました。そこで、見かけた看板が「市営露天風呂」。妙なネーミングだ。市営などと頭に持ってこなくとも、よさそうなものを。ただ「露天風呂」として、小さく市営とした方が、なんて思いましたが、市営とあれば、安かろう。
 立ち寄ってみると、吉野川沿いに囲いを作って、のどかな温泉風呂が作られている。掘っ建て小屋まがいの番台があり、おばあちゃんが愛想良く迎えてくれた。入浴料は300円。
 ここまで来て温泉に入らぬ手はない。というわけで、タオルも持たずに入ってしまった。すべすべしてなかなかいい。清流のせせらぎも聞こえる。40度のアルカリ泉だそうで、湯加減もちょうどいい。
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 10分ほど楽しんで、脱衣場でハンケチでからだを拭いて引きあげました。
 最後に、おじさんたちに断って、記念のポーズ写真を1枚、でした。
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by gohenro | 2011-10-01 19:04 | ニュース・ブログ

大阪・天六筋~神戸~岡山・湯郷

 さすがにくたびれました。サッカー取材のため、関西へ2泊3日。個人的には、ほとんど良き思いもなく、電車とバスを乗り継いできました。
 FIFA女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」のMF宮間あや選手にインタビューするのが直接の目的。その補強取材で、静岡県清水市、大阪・高槻市、神戸市などを回りました。取材殺到の中で、急きょ、オファーに応じていただき、インタビューが実現しました。感謝しています。
 とともに、3年以上連載している月刊宝島「不屈魂」の実績が認められてきた、という思いもあり、うれしいです。
 夕食は、サッカー関係者と寿司屋へ。久しぶりに大阪・天六筋の日本一長いアーケード街へ寄りました。そこの安寿司屋です。高い寿司屋に入りたくとも入れない。ないからです。
 生ビール350円。回転寿司じゃないが、寿司はどれもこれも1皿100円~130円の庶民の街です。昔、阪神タイガース選手に連れて行かれて以来、大阪では気に入りの場です。
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 神戸という町は、六甲でしられるように、後背地の山間部、奥へ奥へと住宅地が広がっています。神戸電鉄粟生線で木幡駅まで行ったのはいいのですが、めざすお宅は、徒歩で坂の上の上。暑い中、参りました。
 宮間選手が所属する岡山湯郷belleというチームは、美作町ーーみまさかと読みます。難読ですねーーという温泉町にあります。温泉町が10年も前から支援して、いま宮間選手とGK福元美穂選手を輩出した町です。夢と明確な目標がある町作りは素晴らしい、と感じます。
 山々に囲まれたホームスタジアムの芝生の緑に目を奪われました。宮間選手は、練習前に会ってくれました。はきはきした口調で、若いのにしっかりした考えの持ち主だとわかりました。連載、乞うご期待!
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by gohenro | 2011-09-30 10:43 | ニュース・ブログ

親ばか・一休→→パレスチナ

 ご紹介します。うちの愛猫一休です。わたしが、机の上で原稿などを書いているとき、こんな風にして遊んでくれと訴えてきます。液晶画面をかじることはありません。
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 なかなか頭がいいやつで、1階のドアなどノブを押し下げて自分で入ってきます。かまぼこのかけらなどを投げると、片手でキャッチボールみたいに掴もうとします。掴んでそのまま口に運ぶこともあります。まず、手でたたき落とす技術は完璧です。
 9・11NYテロの1週間後にやってきたから、10歳になるロシアンブルーです。
 外出から帰ってくると、愛犬ベイブと二人で迎えにきてくれるので、わたしの最大の親友です。とはいうけれど、他人から見れば、ただの親ばかです。
 話が変わりますが、パレスチナの国連加盟問題、メディアの報道を見ていると、日本はどうなのか、ということにまるで触れません。アメリカがユダヤ社会に配慮して反対しているのはわかりますが、日本はどうなの? 「賛否表明せず」です。米国には歓迎されるけれど、欧州には、この態度、ばかにされそうですね。欧州も米国と同盟国にはちがいないですから。
 パルレチナ現地に行くとわかることですが、イスラエルがあそこでやっていることは、許しがたく、腹立たしいことの連続です。
 わたしは、親に甘やかされて育ってきた息子のように思えました。親は米国。ベツレヘムなどひどい実態でした。
 日本でパレスチナ報道に接する時、両者の中間に立って「中立的」となるんですね。まさに今回みたいに。だから、本当の実態は見えてきません。
 ふーん、ここにもあるなあ。親ばか風なものが……と、感じたまでですが。
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by gohenro | 2011-09-26 09:00 | ニュース・ブログ

中日・落合監督は、解任?

 中日・落合博満監督が、今期限りで退任することが決まった。メディアは、一斉に解任と報じているが、果たして解任なのか。
 契約期間が満了を迎え、来期は白紙で、というのだから、まあ、普通のことにも思えるが。落合監督なら、白紙と持ちかけられたら、「あ、そう」とあっさりと受け入れたと思う。
 観客動員減を理由にあげていたが、これも納得がいかない。中日の観客は2005年度228万人、2010年度219万人。10万人足らずで、12球団中、動員数4位はこの数年変わらないのだ。
 07年日本一になった後も減り続けたと指摘されているが、それを言うなら、野球人気全体の下降傾向ではないのか。
f0141677_9212065.jpg 私の周囲の若者に、プロ野球を楽しむ者はほとんどいなくなった。全部、サッカーに流れている。しかも、A代表マッチか英国・プレミア、伊・セリエAだ。世代が若くなるほど、その傾向が強まる。
 戦後の長い人気にあぐらをかいてきた閉鎖的な球団オ-ナーたちの責任である。
 観客減を持ち出せば、ほかにも人気監督で解任に相当する人も多い。第一、落合・中日は強くなかったら、もっと観客は減っただろう。
 あの成績で文句はいえまい。原因は、むしろコーチ人事などにあるのかもしれない。
 今のプロ野球監督のうち、落合監督が戦術的には、ナンバーワンだと思う。勝利のために、余計なことは考えない。メディアサービスはしない。メディアは弱くなったらなったで、うだうだ批判するのだから、相手にしない。無味乾燥な態度だからといって、それはそれでいいと思う。
 ただ、私自身、07年日本シリーズ最終戦、完全試合目前の山野井投手を交代させた時点で、こんな夢のない野球は見たくないと感じて、観客減の1人に数えられる存在です。
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by gohenro | 2011-09-23 09:09 | ニュース・ブログ