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書斎を飛び出し――悠々日記

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カテゴリ:ルポ( 2 )

大雪に思い出すわが青春

 日本海の大雪、思い出します。わが新聞記者新米時代。新潟・中越地方にいました。豪雪地帯。2階に住んでいましたが、屋根までいつも雪。
 写真は同県妙高市ですが、ちょうどこんな感じでした。
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 道のない雪の中、延々90分も歩いて、農家をたずね暇ネタを取材する。途中、こんな取材してどうなる、もし留守だったら、と吹雪く中で何度も引き返そうと思うのですが、雪に負けたようで引き返せない。あそこで不屈魂養われるんですね。
 抜かれてデスクに怒鳴られてやけ酒くらって、ちょうどこの写真のような道ばたの雪で顔を洗って帰った思い出も懐かしい。雪の中でとっくみあいの喧嘩もした。側溝に突き飛ばされ、翌朝、整形外科医のもとに治療にいった。医者の顔を見るのが照れくさい。喧嘩の相手だったからです。
 雪は見た目は美しいが、ともかく重くて厄介なものです。
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by gohenro | 2012-02-03 09:31 | ルポ

ウガンダ・少年兵士の写真集

 友人の桜木奈央子さんが、本を著されました。アフリカ・ウガンダで撮りためた写真集です。「かぼちゃの下でーーウガンダ 戦争を生きる子供たち」(春秋社刊、1800円、045ー261ー3168)。
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 桜木さんは、土佐の出身。10年前、ウガンダ北部の村グルを訪ねて以来、折りを見て通い続け、内戦で犠牲になった家族と子供たちの実情を観察してきました。当地の「アチョリ王国」から親善大使にも指名されています。2人のお子さんを育てる主婦でもあります。
 「かぼちゃの下」というのは、現地で職業訓練センター施設の呼称。反政府軍ゲリラによって殺害された子供は25000人を上回るという悲惨な現実を、カメラに収めた貴重な記録です。
 たとえば「17歳の兵士」のページ。「母親に送りたいから撮ってほしい」と言われ、撮影後、連絡先に何度も連絡したが、彼が所属していた部隊は撮影に翌日、全滅したのだった、とある。銃を手にして穏やかな表情の少年兵士の写真が添えられている。
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by gohenro | 2011-10-22 22:56 | ルポ