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書斎を飛び出し――悠々日記

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澤穂希の府中、悔しき夜

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 いやあ、残念だった。ロスタイムの失点。なにやら日本のかつての「得意技」のようにも思えますが、少し意味が違っており、歴史の後退のようには思えません。
 試合は、澤選手が少女時代、練習した府ロクサッカークラブの子供たちがそろって観戦した府中市天神町の学園通公会堂で見ました。

 改めて、勝負事の厳しさを見せつけられた思いです。
 わたしは、あの瞬間、昔、高校野球甲子園大会の出場経験豊かで、夏の大会で優勝したこともある銚子商業高の斉藤一之監督(故人)に飲みながら聞いた、ひとことを思い出しました。
 「野球はたった一球で決まる。本塁打で決まるんではない。その前に、本塁打を招く隠れた一球があるんです。そこを見極めること。すべての試合にその一球がある」
 斉藤さんはそう言いながら、スコアブックを手に、その隠れた一球は、「この試合はこれだよ」と教えてくれました。今では考えられない。記者と取材相手が、取材を超えて、ゆとりをもっておつきあいできた時代でした。 その後、様々な取材をするにつれ、この一言は、けだし「名言だ」と感じるようになりました。野球だけでなく、すべてに相通じる。スポーツだけでなく、人生にも同じことが言えると思えたのです。
 表面に表れていることだけが、すべて真実ではない、と斉藤さんはおっしゃったのかもしれません。
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 対北朝鮮戦、後半42分、相手陣営で攻めている最中、コーナーキックから急に球のキープに戦術変更しました。あのまま2分、あのリズムで攻めておけば、北朝鮮が先に焦ったのではなかろうか。そこからキープで良かった。
 あそこから、守勢になって、球を奪えずキープもなく、結局、失点につながった。後半になって、やっと日本がいつものリズムに乗った時の、作戦変更だっただけに、ある意味、勝ちを焦ったとも言えるかも知れません。でも、行けるでしょう。
 
 
 
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by gohenro | 2011-09-08 19:21 | ニュース・ブログ
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