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書斎を飛び出し――悠々日記

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野田内閣発足

 野田佳彦内閣がスタートしました。かなり思い切った人事だなあ、という印象です。小沢派重鎮を党幹事長にという役員人事も驚きでしたが、小沢側近でもある山岡荘八氏の孫山岡賢次氏が閣内に入ったことも驚き。外務の玄葉光一郎、財務の安住淳も異色。この2人はかなりやれそうな期待を持ちます。
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 各界のコメントで面白かったのは、石原慎太郎都知事。
 「野田首相は、人々の魂に届く言葉で話している。なかなかいいんじゃないか。あとは、政策その他を見てからだ」
 その通りだと思います。財界首脳もべたほめの閣僚人事。そんな中、「そんなコメントでいいの?」と思わせたのが、自民・大島理森副総裁。
 「かつての自民派閥均衡人事。これでいいのか」
 それを言ったらおしまいでしょう。天に唾棄することにならないか。自民と、小沢氏は、「野田どじょう人気」には、内心、困ったと思っていることだろう。
 野田首相の演説は確かによかったと思う。ひさしぶりにめりはりがある話っぷりだと感じる。「どうせ、政治家は口先だから」ぐらいにしか聞こえない人は、まあ、日本の政治に期待などしない方がいい。
 日本という国の政治を見ていると、本当に平和国家なんだなあ、と思うときがある。台湾から時折、議場に女性議員も机上に乗り上げて殴る蹴るの暴力沙汰シーンが流れてきます。あれで、あの国、結構、仲良くやっている。日本も、自民VS民主でわいわいがやがややって、結局、どっちがやっても変わらない。
 コップの中の揺れる水。夫婦喧嘩しながら仲良く人生歩んだ夫婦にも例えられる。世界の戦乱の地や開発途上国、また欧米の最近の混乱を見ると、そんな感を深めます。
 政権交代も期待は泡。血が流れないだけいいか。むろん、たくさん困っている人がいるから、政治は政治で進めなければいけないが、国民の側が、一億総コメンテーターになって、成果を焦り、政治を見守る姿勢に欠けている点も見逃せない。人気タレントの追っかけでもあるまいし、あの世論調査の動向を見ると、政治レベルってどの程度って思うときがあります。
 中国みたいな情報制約があって、本当の自由を得ぬまま、貧富の格差がついてゆく。いずれ爆発する時がある。イスラム世界の革命ラッシュ、ロンドンの暴動に見られる格差の問題。日本は、震災で不幸な事態には陥りましたが、全体で言えば、平和で、ええ国やわあ、と実感しています。
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by gohenro | 2011-09-03 09:36 | ニュース・ブログ
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